豊田湧水と豊田用水

豊田用水と湧水を歩きませんか

ようこそ水の郷、湧水と用水のまち。豊田へ!!。(黒川清流公園&豊田てくてくMAPを参照してください。)

☆日野市は緑と清流のまち、湧水と用水のまちと言われています。江戸の昔から『水の郷』として人々と水が密接な関係を築いてきたのです。
湧水は湧き水、用水は川や湧き水を水田にひき、家畜や農具の清掃や炊事、洗濯、農産物の洗い、など生活に利用されていました。
用水からは魚やタニシ、シジミなどが採れ子供には絶好の水遊び場所だったと思われます。
用水は日野市内各所に、張りめぐされ用水の総延長は今でも100〜120kmがいまでもそのままに残されています。
そしてその殆どが開渠の用水です。これらの水を利用した豊田は地名の通り豊かな米の産地でした。豊田用水は浅川から取水し、各所の大小の湧水が加わり、家々の門前を流れていきます。
今も洗い場が残る水のおりなす風景は往時がしのばれ今も心を癒してくれます。

豊田4丁目から豊田2丁目の風景です。

1,豊田用水取水口2,戦前の別荘風庭園 3,中央図書館下湧水4,用水に湧水が合流 5,分岐された用水
浅川左岸、平山橋の脇から取水しています。
豊田用水の始まり地点です。
平山橋の川底からは大昔の貝の化石が多数発見されました。(map.no,50)
戦前,山紫水明、風光明媚な豊田は別荘地でもありました。
裏の自噴井戸の湧水を利用した池や庭園、茶室などは当時がしのばれます。
現在はJ様宅、特別みさせていただきました。(map.no,49)
東京の名湧水57選です。
湧水量約6〜32?/s水温約16〜18℃。
崖線の上は中央図書館と八幡神社があります。
『豊田七森』のひとつです
が今は若宮神社に合祀されています。
(map.no,47)
図書館下湧水群の水がここで豊田用水と合流しています。
この写真でもコイが泳いでいるのが見えます。
豊田上水車跡は子のあたり。
(map.no,45)
分岐された用水が豊田第一公園に沿ってながれています。
昔を思わせる用水です。
タニシ、ザリガニが生息しています。(map.no,43)

豊田4丁目から東豊田2丁目、東豊田1丁目の風景です。

6,黒板塀の大きな家7,三嶋社跡と湧水 8,豊田用水と崖線湧水の合流9,東豊田親水公園 10,白壁塀の大きな家
多摩有数の豪農(名主)だったY様宅です。
母屋は建て替えられていますが、昔の母屋は西新宿の常円寺に移築されています。
黒塀から往時がしのばれます。用水は黒塀の前を流れています。
水車もあったようです。
明治時代にはビール工場もありました。(map.no,36)
『豊田七森』の三嶋社跡です。
若宮神社に合祀され、今はヤブの中に基壇だけが残りきれいな湧水が湧き出しています。(map.no,32)
前方の家の左手から豊田用水、右手から三嶋社等々の湧水がここで合流します。
電柱の脇に小さな馬頭観音が見えています。(map.no.28,29)
豊田用水を取り入れた親水公園で、おおよそ豊田用水の中間点になります。
メダカがいましたが日本種か外来種かは未確認。
水道、トイレが設置されています。(map.no,29)
白壁塀と立派な門の屋敷地前を用水が流れていきます。
白壁、用水、樹木の緑が見事に調和されいい景観を作っています。(map.no,28)

東豊田1丁目から川辺堀之内の風景です。

11,レンガ橋と洗い場12,豊田下水車跡 13,堀之内緑道から続く緑道と用水14,豊田用水と黒川用水の合流点 (map記入なし) 15,上田用水の取水口
レンガの橋は珍しく用水と屋敷の佇まいが見事です。
写真右手前の洗い場は新しいですが、
色々な形の洗い場が今も各所に残っており、
生活に利用されていたことが想像されます。(map.no,27)(map.no,36)
豊田の下水車はこのあたりにあったようです。
下に昔の水車の写真をのせました。
(map.noなし文字記入)
日枝神社、延命寺から豊田用水まで堀之内緑道が続いています。
用水に沿って続く道を下流にくだる道は緑の樹林の中を歩け自然が感じられます。(map.no,24)
黒川清流公園の湧水はひょうたん池から中央線をくぐり暗渠になり、また地表にでて黒川用水として流れこの地で豊田用水と合流します。(map記入なし) 日枝神社のすぐ南側の浅川から取水されています。
ここが上田用水の始まりです。

川辺堀之内から上田の風景です。

16,黒川用水と上田用水の合流点17,水わけ(分岐) 18,豊田の最後の水田19,川辺堀之内の水田 20,地下水の利用
豊田用水と黒川用水が合流した用水は、この地で更に上田用水と合流し高幡方面へ流れていきます。(map記入なし)板を上下して水量を調節します。(map.no記入なし)が見事です。
写真右手前の洗い場は新しいですが、
色々な形の洗い場が今も各所に残っており、
生活に利用されていたことが想像されます。(map.no,27)(map.no,36)
区画整理前までは一面水田がひろがっていました。今は残っている貴重な水田です。後方に果樹園も見えます。2013年は耕作されませんでした。そして2014年宅地化されてしまいました。(map.果樹園記載) 川辺堀之内に残るわずかな水田です。後ろの森は堀之内緑道です。(map.no,24) 色々な井戸が利用されていますがこの井戸はポンプで水をあげています。水が豊富なので終日でています。水は自由に使われています。(map記入なし)

用水に沿って歩くとお地蔵さんや石碑に出会えます。

21,庚申塔22,寺坂の地蔵様 23,耕地整理記念之碑24,おしゃもじ様 25,馬頭観世音が三基
豊田二丁目の三叉路に昭和30年代まで庚申橋があり、今は庚申塔が残されている。(map記入なし)寺坂の入り口、地蔵橋が架かり地蔵店(数年前まで酒屋)があった。(map.no,35) 豊田と川辺堀之内の有志が組合を組織し約三年かけて耕地を整理開発した大事業の記念碑です。記念碑前の第二小学校には自噴井戸、ビオトープがあります。(map.no,33,34) N家前、風邪や病気の時供えたしゃもじを借りて飯をよそって与えると病気が治り、その時はお礼に新たにしゃもじを追加して供えるそうです。(map記入なし) 用水からちょっと離れますが、延命寺北側の道路沿いにあります。なお寺の境内には日野で唯一の逆修板碑があります。逆修とは死後のために生前に建てられたものです。

湧水や用水の生き物たちです。

26,水中花オオカナダモ27,コイ 28,タニシ、カワニナ29,(シラ)サギ 30,アオサギ
湧水、用水の水中で水の流れにユラユラしながら白い花を咲かせています。花ビラのような萼片は3枚です。清流に咲く『梅花藻』は萼片が5枚です。(map.no,記入なし)清くすんだ湧水の中を泳ぐコイ。(map.no記入なし) (map.no,35) カワニナ、タニシなど水中動物が増えています。(map.記入なし) 豊田用水ではコサギ、チュウサギを時々見ることができます。(map記入なし) アオサギは浅川や黒川清流公園でよく見ることができますが豊田用水にも時にはやってきます。(map記入なし)
準絶滅危惧種ミクリ絶滅危惧種ハグロトンボ アオダイショウセキショウ オオカワジシャ
準絶滅危惧種ミクリです。豊田湧水の流れには元気に生きています。後世に残すためぜひ保護、保全が必要です。絶滅危惧種ハグロトンボも生存しています。水辺の保全が必要です。今は貴重な蛇アオダイショウも生きています。ミクリと同様水辺が好きな植物です。よく見ると花穂も綺麗です。 花は綺麗なのですが、外来種です。良くありませんが増えています。

☆湧水、用水巡りの途中にチョット寄ってみませんか、神社、お寺は大きな木があって休憩に最適です。

31,日枝神社と延命寺32,善 生 寺 33,若 宮 神 社34,豊田下の水車社
地元では山王社という。
境内の大ムクノキは樹齢300年以上で、日野市指定天然記念物です。
延命寺は高幡山金剛寺の末寺。日野市七福神の寿老尊を祀る。(map.no26)
法華宗の寺で本山は新潟県三条市の本成寺。
本堂後ろの吹上台地に大仏がたてられた。
第二小学校発祥の地でもある。
日野市七福神の大黒天を祀っている。(map.no,30)
豊田の鎮守の神社で天神宮、白髯神社、山王神社、八幡神社が合祀されています。
社殿の前の 樹木は左側がクスノキ、右側がニッケイです。
子供相撲の屋根付き土俵があるのもめずらしい。(map.no,31)
豊田下の共同水車です。
明治32年頃設置され、廃止年は不明ですが今も水路が残っています。
『村絵図を楽しむ4』より。

動画『向島用水の水車』はこちら
昔は豊田用水にも水車がありましたが、今は高幡の向島用水の水車と東光寺の水車が実際に回っています。




★これからは用水の維持管理が課題>生活排水がを用水に流れ込んでいた時にくらべ、下水道が完備された今は用水の水はみちがえるほどきれいになりました。
昔は農業用水として利用され用水組合が維持管理をしてきましたが、今は水田もなくなり用水組合だけでは維持管理が難しくなり、行政の支援や用水守制度、支援ボランティアなど色々な形で用水を維持するための取組が行われています。
今後も農業用水から環境用水へ変わりつつある中で市民がどう用水と関わり維持管理していくかが問われています。


☆スターと地点は浅川)平山橋の豊田用水取水口、ゴールは豊田用水と上田用水の合流点にしました。平山橋は京王線)平山城址公園から徒歩約5分、中央線)豊田駅からは徒歩約15分です。
ゴールの近くにはバス停『駒形公園』がありますが、本数が少ないので確認が必要です。ゴールから京王線)高幡不動駅までは徒歩約20分です。



Google版『豊田用水と湧水を歩きませんか』はこちらから!

★★黒川清流公園徒然雑記トップへ戻る★★